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WPをサブディレクトリにインストールしURLは直下にする方法

2020年6月8日

wpをサブディレクトリにインストールする
・WordPressをサブディレクトリにインストールしてURLはドメイン直下にしたい
・サブディレクトリとドメイン直下どっちにインストールしたほうがいいですか?

このようなお悩みを解決する記事をご用意しました。

ワードプレス(WP)をサブディレクトリにインストールするとそのURLは下記のようになります。

https://ドメイン名/サブディレクトリ名/

しかし、サブディレクトリにインストールしたままURLを下記のようにドメイン直下にする方法をご紹介します。

https://ドメイン名/

サブディレクトリとかルートディレクトリとかわかりにくいかもしれませんが、要は下層ページの部分へWPをインストールするけど、URLはトップページにするという感じです。

なぜ、サブディレクトリにインストールしたほうが良いのか?という場合はメリットを説明した項目がありますので、目次から飛んで読んでから最初に戻るとわかりやすいです。

サブドメインにインストールしたWordPressをトップページで表示する7ステップ

FTPソフトもしくはレンタルサーバのファイルマネージャーとテキストエディタを使って下記の手順で行うと完了します。

1.ドメイン直下にWPをアップロードする

WPをダウンロードして解凍すると『wordpress』というフォルダができます。中のファイルだけをドメイン直下へ入れるのではなく、フォルダのままドメイン直下へアップロードしインストールします。

wpをアップロード

フォルダ名はセキュリティ強化のため『wordpress』から任意の名前に変更することをおすすめします

2.アドレスを変更する

インストール後、ダッシュボードの『設定』→『一般設定』を開く。

wpの環境でURLの変更

サイトアドレス(URL)の『wordpress』を削除して『変更を保存』をクリック。

『wordpress』の部分は1で変更したしたフォルダ名になります

3..htaccessをローカル環境へダウンロード

WPをインストールしたフォルダの中にある.htaccessをダウンロードします。

.htaccessをダウンロード

4.index.phpと.htaccessをルートドメインへコピー

ダウンロードした.htaccessとダウンロードしたWPのフォルダに入っているindex.phpをドメイン直下となるフォルダ(ひとつ上のフォルダ)へコピーします。移動ではないので注意してください。

.htaccessはデスクトップ上では見えないのでテキストエディタなどで直接開いて別名保存するといいです。中身はいじらずそのままでOKです。

  • ドメイン直下に既に.htaccessがある場合は上書きせず中身をコピペしてください
  • 元の.htaccessは消さずにそのままにしておきます

5.index.phpの内容を書き換える

コピーしたindex.phpをテキストファイルなどで開くと一番下に下記の記述があります。『/wp-blog-header.php』の前にWPをインストールしたディレクトリ名を入れて保存します。

変更前

 PHP
require __DIR__ . '/wp-blog-header.php';

変更後

 PHP
require __DIR__ . '/WPをインストールしたディレクトリ名/wp-blog-header.php';

6.index.phpと.htaccessをサーバへアップロード

index.phpと.htaccessをアップロード

ドメイン直下に当たるフォルダ内にあるindex.phpと.htaccessをサーバへアップロードします。

以上で操作は完了です。

7.サイトが表示されるか確認

最後にサイトへアクセスして問題なく表示されるか確認します。

もし、404などでサイトが表示されない場合は、ダッシュボードの『設定』→『パーマリンクの設定』で何も変更せず『変更を保存』をすると表示されるようになります。

サブディレクトリにワードプレスをインストールするメリット

サブディレクトリにワードプレスをインストールするメリットは下記の2つです。

  1. セキュリティが高まる
  2. ルートディレクトリがごちゃごちゃしない

では一つずつ簡単に説明しますね。

①セキュリティが高まる

数年前にWPが攻撃されログインできなくなるというサイトが多発しました。攻撃する側はルートドメイン上にWPがあると想定して攻撃するため、ディレクトリにインストールすることで比較的セキュリティを高められます。

上記の手順でも書きましたが、WPを入れるフォルダ名は『wp』や『wordpress』だと攻撃する側が予測しやすくなるので、適当な名前に変えるとよりセキュリティが高まります。

②ルートディレクトリがごちゃごちゃしない

WPのフォルダを開くとファイルとフォルダ合わせて20個近くあります。これがルートドメイン直下にあるとごちゃごちゃしてしまい、WP以外のファイルを見つけにくくなってしまいますし、見た目もよくありません。

なのでWPは専用のフォルダを作って入れておくとスッキリします。

まとめ

少しだけ面倒ですが慣れてしまえば簡単にできます。上記で説明したメリットのためにもワードプレスはサブディレクトリにインストールすることをおすすめします。

ワードプレスを今後いくつか設置するかもしれない場合は、この記事をブックマークしておくとスムーズに進めることができますよ。

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