
- オンライン講座を作る方法が知りたい
- 新型コロナウイルスの影響で教室やお稽古を開けない
- 新型コロナウイルスの影響で生徒が減った
- 世界中の人を対象に生徒を集めたい
- リアルの教室からオンラインに移行したい
このような悩みを解決する記事をご用意しました。

この記事ではどのようにしてオンライン講座を作るのか?費用や効率的な運営方法など実際の経験を元にご紹介します。
オンライン講座開設に必要なもの
まずはオンライン講座を作るには何が必要か見ていきましょう。
- 会員サイト
- 教材
- メルマガ配信スタンド
- カメラまたはスマホ
- マイク
- 照明
- オーディオインターフェイス
- パソコン
これら全てあればベストですが、最低でもパソコン、会員サイト、スマホ、教材があれば作ることができます。メルマガ配信スタンドや撮影機材は運営しながら揃えても問題ありません。
それでは一番大切な会員サイトの作り方から見ていきましょう。
会員サイトを作る2つの方法と費用
オンラインスクールを運営する上で欠かせないのが会員サイトです。ここではおすすめの制作方法2つとそれぞれの費用についてご紹介します。
ワードプレスで会員サイトを作成する
ワードプレスで会員サイトを制作し、プラグインを使って会員登録した人しか見れないように設定。そこへ、教材をアップすることで会員専用サイトを作ることができます。
できるだけ費用を抑えたい方やネットに詳しい方におすすめです。
・サーバ代:年間6,286円(さくらのレンタルサーバ使用時)
・ドメイン代:年間1,160円(ムームードメイン使用時)
合計:年間 7,446円
WordPressで会員サイトを作る詳しい方法はこちらの記事にまとめました。
WordPressで会員サイトを作りたいけど、自分では作れない方、教材作りに時間をかけたい方は、WordPressで会員サイトを作るサービスも行っております。
『マイスピー』の会員サイト機能を使って作る
お金に余裕のある方や手間をできるだけ省きたい方はマイスピーのスタンダードプラン以上で使うことができる会員サイト機能で作るのがおすすめです。会員サイトを作れるサービスはいくつかありますが、マイスピーはメルマガの機能が使えるのはもちろん機能が豊富です。
登録から◯日後に記事を公開するといった機能や月額課金されなかった人をログインできなくさせる機能もあるため、課金された人のみに毎月新しいページを自動で公開することができます。
オンライン講座で使う教材の作り方
オンライン講座での教材として作れるのは下記の4つです。
- 動画教材
- 音声教材
- pdf教材
- テキスト教材
一つずつ簡単に解説します。
動画教材の作り方
オンライン講座の教材で一番のメインとなるのが動画教材です。動画は音声と映像で伝えられるため、教えるのに一番適しています。
動画のアップ場所はレンタルサーバー内ですと容量が足りなくなる可能性が高いです。無料でファイルの置き場所を作るならYouTubeやgoogleドライブにアップしてサイトに動画を埋め込むのがおすすめです。
ただそのままだと会員ではなくても見れてしまうので、限定公開や閲覧制限を付けるのをお忘れなく。
さらにセキュリティーを高めたい場合は、有料ですが『Vimeo』がおすすめです。一番安いプランだと月750円から利用可能です。
動画教材作成やZoomなどでオンライン授業をする際にのおすすめ機材は下記の記事にまとめてあります。
音声教材の作り方
音声教材は動画で作るほどではなく音声で伝えられる情報を作る場合におすすめです。スマホのアプリで簡単に録音や編集ができますし、データも大きくないのでレンタルサーバーへアップして埋め込みができます。
pdf教材の作り方
pdf教材はテキストと画像やイラスト、図などと合わせて教材を作りたい場合。教材をダウンロードしてもらい印刷して使ってもらいたい場合におすすめです。
作り方はエクセルやワード、フォトショップやイラストレーターなど様々なソフトでpdfとして保存することができます。ソフトの保存から別名保存でpdfが選択できれば簡単に作成することが可能です。
テキスト教材の作り方
テキスト教材は会員サイト内の記事としての教材です。動画や音声ですと見たい項目を探すのが大変ですが、テキストなら目次を付けることで見やすくなりますし、自分の知りたい所を簡単に探し出すことができます。
WordPressならブログを更新するように自分で簡単に記事を作成することができます。
オンラインスクールのメリット・デメリット
僕はリアルの教室もやっていましたが、オンライン教室のほうが圧倒的に効率的で生徒も集めやすいですし将来性もあります。デメリットもありますが、やりようによって解消できますのでご紹介していきます。
オンラインスクールのメリット8つ
世界中の人を対象にできる
インターネット環境があれば世界中から見ることができます。リアルの環境だと通える距離からしか生徒は集まりませんが、距離は関係ありませんので日本はもちろん世界中の人を対象にできます。
家にいながらできる
オンラインなので家にいながら教室を運営することができます。教材は一度作ってしまえば、何もしなくてもネット上で生徒が学んでくれます。コロナウイルス感染の危険が高まる3つの『密』を完全に回避できます。
場所代が圧倒的に安い
自宅や事務所で教室を開いている人は場所代はかかりませんが、レンタルしている人は場所代がかかります。しかも、来れない人が出れば空席ができ利益が減ってしまいます。オンラインであれば1回の場所代のレンタル費くらいで年間のサイト運営ができてしまいます。詳しい費用は下記でご紹介していきます。
キャパシティーは無限大
実際の教室の場合、1度に教えられる人数は教室の大きさによって限られます。大人数に教えるとなると、スペースを広くしたり回数を増やすこととなり、それだけ場所代が高くなります。ネットであれば座席数に制限はありませんから無限に広げることが可能です。ただ僕の場合、月2回添削をしているので40人くらいが限界です。
移動時間・交通費が必要ない
自分はもちろん生徒も移動時間と交通費が必要ありませんのでその分、別のことに時間とお金をかけられます。
競合が少ない
これはジャンルにもよりますが、リアルの教室ですと同じ地域にいくつかある場合が多いです。オンラインの場合、企業が運営しているジャンルは難しいかもしれませんが、競合が少ない事が多いです。自分のジャンルがネット上になければ独占状態を作れます。
何度も教えなくていい
実際の教室の場合は新規入会の人がいる度に最初から教えなくてはいけません。オンライン教室の場合、一度教材を作ってしまえばそれで学んでもらえるので何度も教える必要がありません。
全生徒へ同じ順番で抜けなく教えられる
実際の教室は入会時期が違う生徒同士を同時に教える場合、個別に内容を変えたしていると人によって教える順番が変わったり、教えていないところができたります。オンラインはそれがないので全ての生徒へ同じ順番で、同じ内容を抜けのないように教えることができます。
オンライン教室のデメリット3つと解消法
直接指導ができない
生徒を直接見て指導ができないので適切なアドバイスができない場合がありますが、スカイプやZoomなどのライブチャットでカメラ越しにアドバイスをすることである程度解消することができます。
会員同士がコミュニケーションを取りにくい
リアルな教室なら生徒同士仲良くなっておしゃべりも一つの楽しみ。ということがあると思います。オンライン講座の場合、Facebookグループやチャットワーク、LINEなどのグループチャットや掲示板などを利用することでコミュニケーションを取ることで可能です。
教材制作やパソコン作業が必要
オンラインで教えるためには教材を制作したり、メールを送信したり運営するためにはパソコンでの作業が必要となります。この辺りを楽しみながらできる方なら向いていますが、パソコンを触るのも嫌という方は向いていません。
オンライン講座での月謝受け取り方法
オンライン講座で月謝を受け取る方法としては銀行振込とオンライン決済サービスを利用する方法があります。僕はどちらも利用できるようにしていますが、オンライン決算のみにしておく方が月謝の管理が圧倒的に楽になります。
銀行振込の場合
毎月、生徒は入金手続きをして、その都度、自分は口座確認をしないといけません。口座確認を簡単にするためネットで口座管理ができるインターネットバンキングを使えるようにしておきましょう。
また、土日祝は入金されないため確認が遅れたり、月謝の支払いを忘れてしまう方がいるので管理に結構手間がかかります。
オンライン決済サービスを利用する場合
個人でもオンライン決済サービスが簡単に導入できる『ペイパル』がおすすめです。クレジットカード、銀行振込からの受け取りに対応しています。無料で登録でき、全世界で使われているため安心です。
さらに、毎月指定日に自動引落ができるので、手動の振り込みのように支払いを忘れられることがありません。
オンライン講座運営のポイント:手間を減らして効率化すること
オンライン講座の運営はいかに効率よく行うかがポイントです。例として手間がかかるのを4つ上げてみました。
- 入会手続き
- 月謝の管理
- 教材の開放
- 課題の出題
おそらく会員サイトを運営したらほとんどの方は行う作業だと思います。僕は最初は手作業でメールを送っていましたが今はメルマガ配信スタンドの『マイスピー』を使うことで自動化・半自動化でき時間の節約になりましたのでおすすめです。
では、具体的にどのように自動になるのか一つずつご説明します。
入会手続きを自動化する方法
『マイスピー』は『ペイパル』の決済と連動できるため、入金があったら指定したメールを送ることができます。初回入金時の自動返信メールに会員登録ページのURLを記載しておけば、何もしなくても会員登録が完了します。
月謝の管理を自動化・半自動化する方法
通常の銀行振込ですと入金の有無や更新のご案内など管理するのが大変です。先程、ご紹介したように『ペイパル』なら自動引落ができるので入金の有無を確認する必要がありません。
さらに通常の銀行振込の場合でも『マイスピー』なら振り込みがされていない人へ催促メールを自動で送ることもできますし、入金があった時は手動ですがボタンを押せば入金確認メールが自動で送られるため管理が圧倒的にしやすくなります。
教材の開放
毎月新しい教材を開放して学べるようにする場合、ページにパスワードをかけて指定日に教えるのが一番簡単な方法です。その際、月謝の入金があった人を選定しメールを一人ひとりに送るのはかなり時間がかかります。『マイスピー』を使えば入金があった人のみ指定日になったら自動でメールを送ることが可能です。
課題の出題
課題の出題をメールでする場合、教材の開放と同様に月謝の入金があった人のみ指定日になったら自動で課題メールを送ることが可能です。一番簡単なのは教材の中に入れておくことです。そうすれば教材の開放と同時に課題も見れます。
オンライン講座の満足度を高める方法
オンライン教室の満足度を高めるためには実際の教室に近い指導ができることです。そのためには教材、添削、個別指導、ミーティング、サポートなど教室の内容に合わせた手間を掛けることが必要です。
ちなみに僕が運営している講座では生徒の満足度と成長を高めるために下記のサービスを行っています。
- 14ヶ月分ある教材を毎月1日に開放
- 月2回の課題の出題と添削
- 生徒の課題作品が見れるギャラリー
- 月1回のミーティング
- 掲示板で質問や会員同士のコミュニケーション
正直、手間をかけないなら教材を毎月自動で開放して不労所得を得ることもできます。ただ、それでは教材を分割して販売しているだけで教室とはいえないのと、生徒の成長も高められないと思っています。
手間が省けるところは省く。掛けるところは掛ける。をしっかりと見極めて自分のジャンルに合わせたサービスを行いましょう。
オンライン講座を作る方法のまとめ
オンラインスクールやeラーニングなどを開校するには会員サイトと教材が必要です。さらに満足度や質を高めるためにはオンラインミーティングや課題の提出も必要になります。
生徒が少数の時はある程度手動でも対応てきますが、人数が多くなると対応が難しくなるのでできるところは自動化することが大切です。
ネットに詳しい人であれば拡張性の高いワードプレスで会員サイトを作るのがおすすめです。
ネットに詳しくない方や、サイト制作に時間をかけたくない方はメルマガスタンドの『マイスピー』の会員サイト機能を使うことをおすすめします。
自分で会員サイトを作ることが難しいという方には簡単に会員サイトを制作できる『会員サイト作成パック』をはじめました。格安で会員サイトを制作いたします。詳しくは下記の記事をご覧ください。
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