
- 会員サイトはWordPress(ワードプレス)がいいの?
- 会員サイト・オンラインサロンを作る方法が知りたい
- 会員サイト制作におすすめのプラグインを知りたい
このような悩みを解決する記事をご用意しました。

WordPressで会員サイトを作る方法
会員サイトを作るのはとても難しいイメージがあるかもしれませんが、WordPressを使えば簡単に作成できます。
会員登録した人だけがそのサイトを見れるようにするのは、WordPressの無料プラグイン1つで実現可能だからです。
これを利用すればオンラインサロンや有料教材の販売、オンラインスクール、通信教育などを簡単に行うことができるようになります。
それではWordPressの設置からおすすめのテーマ、プラグインをご紹介します。
WordPressの設置方法
ここでは会員サイトを構築するのがメインですので、WordPressのインストールの仕方とか使い方、レンタルサーバやドメインの設定などの基本的なことは割愛します。
1.レンタルサーバの契約
僕が使用しているのは『さくらのレンタルサーバ』です。ワードプレスを使用できる最安値のスタンダードプランを使用しています。月額524円で使用でき、年間一括で支払えば5,238円になり2ヶ月分お得になります。初期費用として1,048円かかりますので、合計で年間6,286円です。
2.独自ドメインの取得
独自ドメインはサイトの住所のようなものです。URLのhttps://◯◯◯◯.comのように自分だけのURLを取得することができます。僕は『ムームードメイン』で契約しており、一般的な.comだと年間1,160円で取得できます。
3.データベースの設定
契約したレンタルサーバにワードプレスをインストールするためのデータベースを作成します。
4.ワードプレスのインストール
ワードプレスを無料でダウンロードしてインストールします。
5.テーマのインストール
ワードプレスには様々なテーマがありますが『Cocoon(コクーン)』がおすすめです。今回は会員サイトなのでSEOは関係ありませんが、SEOも使い勝手も無料で使用できる中で最強です。もちろんスマホ対応ですし、通常プラグインを入れないと実装できない機能が最初から搭載されています。
会員サイト構築に必要なWordPressのプラグインのインストール
WordPressには多くのプラグインがありますが、会員サイトを実現、運営するのに使いやすいプラグインを厳選しました。正直、会員サイトでやりたいことを実現させるのに、何を使うか調べて試すだけでも相当な時間がかかりますが、コチラを入れることで下記のことができるようになります。
- 会員登録フォームの設置
- ログイン、ログアウト機能
- 会員登録した人のみサイトや特定ページの閲覧
- プロフィールページ機能
- ユーザーやグループごとに指定ページの閲覧制限
- 意見交換や質問に使える掲示板
- 課題作品などの画像がアップできるギャラリー機能
この他にも実装したい機能がある場合は、プラグインを探せばだいたい実現できるため、拡張性が非常に高いのがWordPressで作成する強みです。そうすれば自分のジャンルに合わせた理想の会員サイトを構築することができます。
Ultimate Member
会員登録した人だけがサイトを見れるようにするプラグインです。会員サイト構築のプラグインはいくつかありますが、色々試した中でこれが理想に一番近く使いやすいです。IDやパスワードの作成や非会員でも見れるページの設定などこのプラグインだけで基本的な会員サイトが構築できます。それだけに機能が豊富ですので自分が使いやすいように設定する必要があります。
wpForo Forum
サイト内に掲示板を設置するプラグインです。ワードプレスに掲示板を設置するプラグインはこの『wpForo Forum』と『bbPress』が有名です。どちらも使いましたが『bbPress』はそのままだと使いにくいのでデザイン等、色々カスタマイズしたり追加でプラグインを入れる必要があるため初心者には難しいと思います。『wpForo Forum』はデザインも整っていますし、設定で表示などのカスタマイズも細かくできるため初心者におすすめです。
MailPoet 3
WordPressでメルマガを配信できるプラグインです。日本語対応で使いやすくステップメールも送れます。ただ2点気になることがあります。1つ目は、ステップメールの配信設定で◯時間後、◯日後、◯週間後はできますが、1週間後の◯時といったように時間の指定ができない点。2つ目はメールがテキストメールではなくhtmlメールのみという点です。これが気にならない人や読者数が少ない場合はおすすめです。ある程度読者数が増えたらメールの到達率や細かい機能、使いやすさを考えて有料のメルマガスタンドに契約するといいです。
NextGEN Gallery
画像をギャラリー形式で閲覧できるようにするプラグインです。使用例としては生徒の課題作品などをアップして閲覧するのがいいと思います。
Groups
指定したグループにページの閲覧権限を指定することができます。例えば月ごとに教材を開放していく場合、全ての教材が誰でも見れてはいけません。Aのグループは1ヶ月目まで、Bのグループは5ヶ月までの教材を見れるようにするといったことを可能にします。
CMS Tree Page View
管理画面で固定ページ一覧をツリー表示にできるプラグインです。記事数が多くなっても目当ての記事を簡単に見つけることができます。
CMS Tree Page Viewの公式ダウンロードはこちら
Classic Editor
会員サイト構築に必要なプラグインではありませんが、今の記事作成エディタは使いにくいのでこれで旧式に戻すのをおすすめします。
CMS Tree Classic Editorの公式ダウンロードはこちら
会員サイトのおすすめの使用場面
上記の方法で個人でも簡単に会員サイトを持つことができます。会員サイトをうまく利用することで下記のようなジャンルでオンライン化を実現できます。
- 塾、教室、お稽古
- セミナー
- 教材販売
- 会員限定コンテンツの公開
教材として動画や音声、pdfをアップしたり、交流できる掲示板やコミュニティーを設置すれば会員サイトが出来上がります。
会員サイトのメリット
会員サイトの最大のメリットは会員だけが見れることです。これをうまく利用することで下記のようなことができます。
有料コンテンツの販売ができる
教材や動画などを会員サイトにアップして、購入した方が閲覧やダウンロードできるようにすることが可能です。この場合、一度構築してしまえば何もしなくても自動で購入手続きや入金管理などができるため不労所得を得ることができます。
継続課金が得られる
教室やセミナーなど1回で終わることなく、数ヶ月〜年単位で教えることで、毎月ある程度決まった収入を得られる月額課金にすることができます。この場合、有料コンテンツの場合と比べ、多くの教材や動画などを公開したり、会員とのコミュニケーションが取れるような機能を付けたりなど手間と時間がかかります。
リストを集められる
無料で会員登録してもらいサイト内のコンテンツを見れるようにすることも可能です。この場合は収入を得るのではなく、顧客リスト(メールアドレス)を集めるという手法です。サイト内では有益な情報を公開したり、会員同士がコミュニケーションを取れる場所の提供をするといった感じです。
まとめ:会員サイト制作はWordPressがおすすめ
WordPressなら簡単に会員サイトが作れますので、うまく使えばオンラインサロンやオンラインスクール、通信教育、eラーニングなどを行うことができます。
ただ、ネットが苦手な人は難しいかもしれません。その場合は、月額費がかかりますが会員サイトを制作できるサービスを使う方法もあります。
下記の記事では会員サイトが作れるサービスのご紹介や、オンラインスクール、オンライン教室の運営のコツ、月謝の管理方法などもご紹介していますのでぜひご覧ください。
会員サイト制作パックはじめました
自分で会員サイトを作ることが難しいという方には簡単に会員サイトを制作できる『会員サイト作成パック』をはじめました。格安で会員サイトを制作いたします。詳しくは下記の記事をご覧ください。
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